ガラスが割れたらどうする?知っておくべき応急対処法
対処法

ガラスが割れてしまった際は、まずはすぐにガラス屋さんを呼んで修理を依頼することをおすすめします。しかし、必ずしもガラス屋さんにすぐに来てもらえるとは限りません。遅い時間帯など、場合によっては修理が翌日以降になってしまうこともあります。割れたガラスは周囲に飛び散っていることもあるため、踏んでケガをしてしまう恐れもあります。そういった二次被害を防ぐためにも、早めに応急処置をしておきましょう。
1.装備
まず飛散したガラスの破片を片付ける際、絶対に素手でガラスに触らないでください。軍手ではなく、必ずゴム手袋などをして、肌を守るようにしてください(ゴム手袋は最近ではコンビニでも売られているので、手に入りやすいかと思います)。足も薄手のスリッパでは大きなガラス破片が貫通するおそれがあるので、しっかり底のある靴で防護しましょう。
2.入れ物の準備
拾い集めたガラスをビニール袋に入れようとされる方がいますが、これもとても危険です。運ぶ際にビニールが破れ、足にガラス破片が落下してケガをすることもあります。ビニール袋ではなく、段ボール箱を用意しましょう。
3.大きな破片を片付ける
最初に大きな破片から回収していきます。その際たとえゴム手袋をしていても、なるべくホウキとチリトリで回収するようにしましょう。割れたガラスの断面が思ったよりも鋭くてゴム手袋をしていたのに手を切ってしまった、なんてこともあります。少しでもケガのリスクが低くなるようにしたいところです。回収した破片は新聞紙に包んで段ボール箱に入れましょう。
4.小さな破片を片付ける
小さくてホウキでは回収しきれないガラス片は掃除機や粘着テープを使って取ります。掃除機の機種によってはガラスの吸引が禁止されているものもありますので、ご注意ください。吸い込み口にストッキングを装着して、掃除機の中にガラス片が入らないようするのも良いでしょう。強風や大きな衝撃でガラスが割れた際には、ガラス片が想像以上に遠くまで飛び散っている可能性がありますので、部屋全体にかけて念入りに掃除するようにしましょう。
5.窓を段ボールで固定
窓に残留したガラスが落ちると危ないので、段ボールで固定していきます。ガラスが割れたことによって雨風が部屋に入ってきてしまうこともあると思いますので、段ボールは雨風除けとしての効果もあります。養生する際には、ガムテープを直接サッシに張り付けてしまうと粘着が付着し、掃除が大変になりますのでご注意ください。テープを使用する際は養生テープがオススメです(ホームセンターなどに売っています)。
これらの応急処置をしながらガラス屋さんの到着を待ちましょう。