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コラム詳細

万が一の火災に備えて、おさえておきたい「防火ガラス」の知識

ガラスの種類

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万が一の火災に備えて、おさえておきたい「防火ガラス」の知識

万が一火災が起きてしまった際に、ガラスの違いで家屋や人への被害の度合いが変わってきます。

一般的なガラスは耐火性・耐熱性をもっていないため、火災の際に起きる熱や爆風で割れ、ガラスの破片が周辺に飛び散り、物や人を傷つけてしまいます。
さらには、爆風によりガラスが脱落したところから火災が侵入してしまい、被害が拡大してしまう恐れがあります。

火災が起きてしまった時に被害を最小限に抑えることができるのが「防火ガラス」です。網や線入りのガラスに加え、ガラス自体に耐火性や耐熱性を持たせたものがあります。

防火ガラスには大きく2種類あります。

①ガラスの中に金属の網を入れた「網入りガラス」

火災が起きた時にガラスが破損しても金属の網目がガラス落下を防ぎ、被害を最小限に抑える事が出来ます。実はこの網入りガラスはかなり普及しているので、街中を歩いているといたる所で目にする事ができます。

網入りガラス(防火ガラス)
網入りガラス(防火ガラス)

こんな感じのガラスを見たことはありませんか?
鉄線(ワイヤー)にも種類があって縦の線やクロスしている鉄線もあります。
一般的なフロートガラス(透明ガラス)と違い、鉄線があるので火災が起きてもガラスの脱落を防ぎます。

②強化処理を加えた「耐熱強化ガラス」

鉄線(ワイヤー)がない防火ガラスもあります。それが「耐熱強化ガラス」です。
火災時に火に耐える事が出来る「防火設備」として認められたガラスになります。

建築基準法では防火設備用ガラスは火災が起きた時は20分以上、加熱面以外に炎を出さない基準を満たしているガラスになります。

これは、一般的な建築で使われるガラスに特殊な加工をする事で強化処理が施された防火設備用の耐熱ガラスです。
万が一ガラスが割れても粒状になるので、一般的なガラスのように刺さるように落下する事はないので、割れた時も安全です。

強度は一般的に使用されるフロートガラス(透明ガラス)の約6倍、通常の強化ガラスの2倍もあります。
見た目はフロートガラス(透明ガラス)変わりありません。

AGC|商品紹介|防火・耐火ガラス|マイボーカ®
参照:AGC|商品紹介|防火・耐火ガラス|マイボーカ®

火災が起きた建物の現場に、ガラス修理で何回か行った事があるのですが、共通しているのが、火の出た建物の隣の建物も真っ黒に焦げていること。
ガラスも割れていて悲惨な状況を目にする事がとても多いんです!

火災というのは、どんなに気を付けていても100%防げるものではありません(隣の家の火災が燃え移ってしまってどうしようもないという事もありますね)。
大切な家屋や財産、そして何より人命を守るためにも、万が一に備えておくことが非常に大切です。
防火ガラスの選び方についてご相談がありましたら、ガラスの専門家として現場経験も踏まえてアドバイスさせて頂きますので、ぜひ当社にお問い合わせ下さいませ。