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コラム詳細

窓ガラスの多様化 ~ガラスは選ぶ時代へ~

ガラスの種類

ガラスの豆知識

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窓に採光・眺望や通風を求めるニーズに応え、近年ますます大型の窓が出現している反面、住宅の省エネルギー対策や防犯性能の要求レベルも年々高くなっています。
本来住宅におけるそれらの機能を高める上ではガラス面積を小さくすることが近道なはずですが、やはり住空間に対する開放感への欲求を止めることはできません。
明るく開放的でありながら、省エネルギー性や防犯性にも優れている、そんな相反するような要望に応えるのが、様々な機能をもったガラス窓なのです。

その一つが「複層ガラス」です。
住宅の断熱性能を高めるうえで、気密性能(隙間を少なくし、換気や隙間からのエネルギーロスを防ぐための性能)が重視されるにつれ、逃げ場のない湿気が結露となってサッシ面やガラス面に着く現象が問題視されてきました。
機密性が高いということは、断熱効果を生み出す反面、湿気が室内に滞留しやすくなります。これがカビやダニの温床となってしまうのです。

その一つの解決策として注目されているのが複層ガラスなのです。
複層ガラスは室内側のガラス面の温度が下がりにくいため、室内とガラス面との温度差が少なくなります。
そのため、断熱性を高めつつ、結露も防ぐことができます。

さらに近年では、世界一治安が良いと言われた日本の安全神話も陰りを見せており、空き巣や凶悪犯罪も増加傾向にあり、住宅への侵入の手口としてガラス破りが大きな割合を占めていることから、ガラスの安全性へのニーズも高まっています。
それに応えるのが「合わせガラス」です。合わせガラスは安全ガラスとして2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟んで接着していることで、割れてもひびが入るだけで原型をとどめる(ガラス片が飛び散らない)ため、自動車のフロントガラスなどに使われています。
この合わせガラスは、泥棒がガラスを割って侵入するのに時間がかかるため、防犯ガラスとして急速に住宅に取り入れられるようになりました。
また、地震や火災などの災害時にも、割れたガラス片が飛び散りにくい合わせガラスは二次被害を防ぐという面でも非常に優れています。

今回ご紹介したガラスのほかにも、防音、防火、遮熱、UVカットといった様々な機能を備えたガラスがあり、ひとつのガラスに複数の機能を持たせることもできるようになっています。
それぞれの機能ガラスの詳細については別コラムでご紹介していますので、是非そちらもご覧になってみてください。