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コラム詳細

騒音にお悩みの方必見!音の出入りを遮る「防音ガラス」

ガラスの種類

ガラスの豆知識

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都市の過密化が進む日本では、騒音が社会問題にもなっています。
自動車や鉄道、工場などから発生する音のみならず、テレビやステレオ、楽器といった生活音も騒音の原因となっています。

住宅の防音対策としては様々ありますが、建物内に騒音が最も侵入しやすいのは、その開口部である窓です。
静かで快適な住環境をつくるには、窓ガラスの遮音性をできるだけ高めることが大切になってきます。

防音対策として有効なのが「防音ガラス」です。防音ガラスとは遮音性を高めたガラスのことで、外部からの騒音を遮り、室内から発生する生活音も外部へ逃しません。
防音ガラスのもっともポピュラーな構造としては、ガラスとガラスの間に防音特殊中間膜を挟んだものがあります。

騒音によって起こる振動を熱に置き換えることで、音の波を消滅させる原理が用いられています。
一枚ガラスだと人が最も聞こえやすい音の周波数域(1~2KHz)での遮音性能が低下してしまいますが、この防音ガラスは全音域の遮音性があります。
代表的な商品としては、日本板硝子社の「ソノグラス」などが挙げられます。

ガラスの遮音性で注意しなければならないのは、複層ガラスにおいては「共鳴透過現象」によって遮音性が悪くなってしまう場合があるということです。
共鳴透過現象という言葉はあまり聞きなれないかと思いますが、2枚のガラスが中間層を介して共鳴してしまう現象のことで、一般的に低音域で発生すると言われています。
簡単に言うと太鼓の音が響くのと同じ原理ですね。
実際に複層ガラスを使っていて、車の走行音や外の人の会話が余計に大きく聞こえてしまうといったケースがあるようです。

せっかく断熱性の高い複層ガラスを導入しても騒音が気になってしまうようでは、快適な住空間とは言えませんよね。
でもご安心ください。最近では共鳴透過現象に対応した複層ガラスが開発されています。
代表的な商品としては、AGC社の「マイミュート」や日本板硝子社の「スペーシア静」などがあります。
複層ガラスを選ぶ際には、防音性能についてもしっかり考慮して検討したいところですね。

窓は音の出入り口とも言えるため、窓ガラスを防音ガラスに替えるだけで、煩わしかった騒音が劇的に改善するということも珍しくありません。
住環境やご予算によっても窓ガラスの最適な防音対策は変わってきますので、気になる方はお気軽にご相談ください。