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2024年7月12日(金) 更新日

網入り型ガラスは、ガラス内部に金属網が埋め込まれた防火ガラスです。 最も普及している防火ガラスの一種で、特に防火地域のマンションなどで広く使用されています。 室内側がややボコボコしているのが特徴で、割れても破片が飛び散りにくい安全性を持っています。
下記にて、網入り型ガラスの特徴をご説明させていただきます。

網入り型ガラスの特徴

1. 防火性能と普及率
網入り型ガラスは、防火ガラスの中で最も一般的に使用されています。 その優れた防火性能と比較的低コストが、広範な普及の理由です。 特に都市部のマンションや防火地域の建築物で多く見られます。

2. 熱割れのリスク
このガラスは熱を吸収しやすい特性があり、熱割れを起こしやすい傾向があります。 特に日当たりの良い場所や、エアコンの風が直接当たる位置では注意が必要です。

3. 独特の表面特性
室内側の表面がややボコボコしているのが特徴です。 これは内部の金属網による影響ですが、この凹凸が光を柔らかく拡散させる効果もあります。

4. 安全性の向上
万が一割れた場合でも、内部の金属網によってガラスの破片が大きく飛び散るのを防ぎます。 これにより、怪我のリスクを軽減し、建物の安全性を高めることができます。

5. 適用範囲と法規制
防火地域や準防火地域の建築物、特にマンションの開口部に多く使用されています。 建築基準法で定められた防火設備としての要件を満たすため、法令遵守の観点からも重要なガラス種です。

今回のガラス割れ原因：熱割れ

ガラスの熱割れについて、主な要点を説明します。

1. 発生メカニズム：
– ガラスの一部が急激に加熱または冷却されると発生
– 温度差による熱膨張・収縮の違いでストレスが生じる
– およそ20℃以上の温度差で発生リスクが高まる

2. 典型的な原因：
– エアコンの冷風が直接当たる
– 日射による部分的な加熱
– 温度差のある物の直置き

3. 予防方法：
– 急激な温度変化を避ける
– 断熱フィルムの使用
– 通風に注意する
– 直射日光を遮る

4. 特徴的な割れ方：
– 端部から直角に入る
– 直線的な割れ方をする
– 一度発生すると進行する

▼施工詳細▼

ガラスの種類：網入り型ガラス(ひし形)
寸法：W862×H798
厚み：6.8ミリ
施工時間：60分
施工場所：横浜市中区
緊急対応：緊急で交換可能なガラス

施工料金内訳（※税別）
ガラス代金：24,000円
施工費：15,000円
処分費：3,000円

合計：42,000円

火災保険の適応可能性

このような不測かつ突発的な事例の場合、火災保険が適用される場合がございます。
詳しくは、ご加入の保険会社に問い合わせください。