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更新日: 2025年1月31日(金)

網入り型ガラスは、法律により防火地域・準防火地域への設置が義務付けられているガラスです。ガラスの片面が凸凹しており外から見えにくく、目隠し効果もあるガラスです。

ガラスの特徴

●安全性
– 万が一ガラスが割れても、ワイヤーによってガラスがその場に留まるため、破片が落ちにくく怪我のリスクを減らすことができます

●防火性能
– 火災時に熱で割れてもワイヤーが形を保つため、炎や煙の侵入を一定時間防ぐことができます
– 建築基準法で定められた防火設備として認められているガラスです

●耐久性
– 通常のガラスと同じくらいの強度です
– ワイヤーが入っているため、ひびが入っても全体が崩れにくい特徴があります

●用途
‐ 防火地域・準防火地域の住宅窓
– 学校や病院などの公共施設
– 工場や倉庫の窓
– 階段の踊り場の窓など

●デメリット
– ワイヤーが入ることにより、熱割れを起こしやすくなります
(熱割れとは、ガラスの部分的な温度差により生じる破損現象です)

【網入りガラスに防犯性能はある？】

網入りガラスは、防火性能を持つガラスですが、防犯性能はほとんどありません。
網入りガラスの主な使用目的は火災時の安全確保です。
ガラス自体は通常の板ガラスと同程度の強度しかないため、物理的な衝撃に対する耐性も低いです。中に入っているワイヤーにより多少の時間稼ぎは可能かもしれませんが、工具があれば簡単に切断できてしまいます。

防犯目的であれば、侵入時間を遅らせる効果をもつ防犯ガラスをおすすめします。

 破損の原因

今回の破損は、強風によってドアが急に閉まった際の衝撃で発生しました。突風でドアが勢いよく閉まると、ガラスに大きな力が加わり、耐久限界を超えて破損してしまうことがあります。このような風による破損は、火災保険の「風災」として認定される可能性があります。

施工詳細

ガラス種類：網入り型ガラス
ガラスの厚み: 6.8ミリ
寸法: W97×H1955
施工場所: 横浜市瀬谷区オフィスビル
施工時間: 60分
緊急対応：緊急で交換可能なガラス

◇ 施工料金内訳（税別）
ガラス代金: 110,000円
施工費: 15,000円
処分費: 3,000円
合計金額: 128,000円

火災保険の適用について

風速20m以上の強風による破損であれば、火災保険の風災補償の対象となる可能性があります。保険会社への報告時には、気象データや破損状況の写真などの提出が必要となります。詳細は保険会社へご確認ください。

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