【コラム】ガラスがサビで割れる!?「錆割れ」の原因と対策を解説
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窓ガラスに突然現れるヒビ割れ――その正体が「錆(さび)」だとご存知でしたか?
今回は、意外と知られていないガラスの錆割れについて、原因や対処法を分かりやすくご紹介します。
■ 錆割れとは?
錆割れとは、網入りガラスに使用されている金属ワイヤー(網)が錆びて膨張し、ガラスにヒビが入ってしまう現象です。
一見、ガラス自体の劣化のように見えますが、実は内側に埋め込まれた「鉄線」が原因となる特殊な破損です。
■ 錆割れの実例(写真あり)
以下の写真は、実際に錆割れが起きた網入りガラスです。
📸 写真①:ガラス表面に水平に走るヒビ割れ
→ 網の部分が錆びて膨張し、ガラスを内側から押し割っているのが分かります。
📸 写真②:網の鉄線が茶色く錆びている様子
→ このように、網が劣化して錆びるとガラス全体に応力がかかり、割れてしまいます。
■ 錆割れの主な原因
長期間の湿気・結露
窓周辺の湿度が高いと、網が徐々に腐食しやすくなります。
屋外に面した場所(特に浴室やキッチン)
水気や蒸気が頻繁に発生する場所は要注意です。
経年劣化
製造から10年以上経っている網入りガラスは、錆割れのリスクが高まります。
■ 錆割れは突然やってくる!
錆割れの怖い点は、予兆がほとんどないことです。
ある日突然「パキッ」と音を立ててヒビが走る場合もあります。
しかも、錆はガラス内部で進行するため、表面からは気付きにくいのです。
■ 対策方法と交換のすすめ
錆割れが発生した場合、ガラスの交換が基本的な対処方法となります。
補修は難しく、再びヒビが広がるリスクが高いため、安全のためにも速やかな交換をおすすめします。
■ 火災保険が使える場合も?
ガラスの破損は、台風・飛来物など外的要因による場合は火災保険が適用されることもありますが、
錆割れのような経年劣化による破損は対象外となることが多いため、加入保険の条件をご確認ください。
■ まとめ
●錆割れは網入りガラス特有の現象
●鉄線の錆びがヒビ割れの原因に
●見た目で判断できないため早めの交換を!
●経年劣化による場合は保険適用外の可能性大
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